てあとるらぽうを創業したのは俳優として活動してきた私たちです。
多くのお力添えをいただきながら、俳優を含む舞台芸能に身を置く表現者のために表現の場を創り提供したいと、てあとるらぽうを一から自らの手で作り上げました。
自由度の高い小さな挑戦を続けられる場所に拘り運営を続けてきました。

「らぽう」とは「rapport」お互いが信頼し合い、好みや感じ方が一致している関係、感情的な信頼関係を表す言葉を冠したのは、製作者、表現者、観客、そして施設がそのような関係でつながることが理想であると考えるからです。
その信頼関係の中で作品を生み出し続けることが私たちが拘り続ける劇場という場所なのです。

鈴木さち 創業時代表現業務執行役員

Sachi Suzuki

名古屋の地方タレントから、上京後俳優としてテレビ、映画の現場で活動。

何気ない一言から劇場を創ることになったものの、慣れない工事や資金繰りに奔走しながら今日まで劇場を維持し続けました。


長門 薫 施設管理責任者・現合同会社エターナルウィステリアアーツ 代表

Kaoru Nagato

舞台・テレビ・映画の現場で俳優として活動。
劇団時代から執筆、舞台美術、舞台監督などの裏方も兼ねることが多かったのは、元海上自衛隊の航空整備士だったこと、退官後もエンジニア畑で生業を立てて、芸能に身を置いていたことが要因のひとつ。
舞台美術のプランから設計、製作まで請け負うこともある。

内装から施設全体の設計施工、営業許可取得後からは施設管理を行う傍ら、作品に関わり続けてきました。
若い表現者の活動の場を提供することも使命として、学生やスタートアップ団体にはスタッフワークから俳優を目指す新人の演技指導なども行っています。